この記事は
・なんとなく老後に不安を感じている方
・老後に不安は感じるが、特になにも行動していない方
にとって、これからどう行動していけばいいのかを書きます。自分に参考になると思ったら、やってみてください。
この記事を読むこととでわかること
・具体的な数字を示すので老後資金の貯め方のイメージがつきます。
・老後資金を作るには銀行預金だけではないく、資産運用の必要性がわかります。
ステップ①老後資産の目標金額を設定する
まずは、前提として65歳定年として、以降は無職としてます。会社員+専業主婦、子供2人の設定とします。
そして、目標金額を設定します。
・2000万円・・・「老後2000万問題」の金額。昨年炎上しましたが、真っ当な金額です。医療費と介護費を計上しんければ、この金額は必要です。
・2500万円・・・当ブログで示した金額。医療費と介護費も計上しております。
・3000万円・・・いわゆる「ゆとりのある老後」レベル。毎月36万ほど支出可能です。

ステップ②毎月の積立額を試算する
ステップ①で設定した目標額に達するように毎月の積立額を計算します。
目標額÷積立年数÷12(1年間)で求めます。
現在25歳で積立年数が40年ある場合は
2000万÷40年÷12=約4.1万
2500万÷40年÷12=約5.2万
3500万÷40年÷12=約7.2万
積立期間が長いほど毎月の積立額は低くなります。逆に短いほど、毎月の積立なければならない額が高かくなります。
2500万をあと10年で作ることを目標とする場合は20.8万円を毎月積立なければいけません。(これはきびしい・・・)
それと、この運用は利回りがほぼつかない銀行預金で貯金をした場合です。
次に、運用の場合を考えます。
ステップ③資産運用をすることを考える
資産運用をして利回りによるリターンを得ていけば、毎月の積立額は抑えることが可能です。
2500万を40年で貯める場合だと
銀行預金のリターンが0%だと5.2万
リターンが2%の商品で運用できたら2.8万
リターンが5%の商品で運用できたら1.4万
リターンが7%の商品で運用できたら0.9万
で2500万を達成することが可能です。運用することで毎月の積立額が低くすることができます。この金額ならば、実現可能な数字なのではないでしょうか。
ちなみに、5.2万を運用にまわせるのならば、結果はこうなります
毎月5.2万をリターンが2%の商品での運用したら、
40年後は➡3883万
毎月5.2万をリターンが5%の商品での運用したら、
40年後は➡7880万
毎月5.2万をリターンが7%の商品での運用したら、
40年後は➡1億3173万
これは資産運用による複利効果の力です。
時間と複利を味方につけて、お金を運用に回すことができれば、老後の資産形成は厳しくありません。

ただ、資産運用はもちろんリスクも伴います。必ず増えるとは言い切れないのです。それと、銀行預金と違い元本が保証がありません。
つまり、リスクをとることが必要です。増えるリスクもありますが、減るリスクもあるということです。
投資は自己責任です。しっかりと勉強して、取り組みましょう。
金融のプロ(銀行員や保険屋さん)のおすすめのままではダメですよ。
まとめ:老後資産の作り方
・自分の場合の目標とする金額を設定して、あと残りの期間から毎月の積立額をだしてみること。(ざっくりでも大丈夫)
・資産運用とはなにかを勉強して、少しでも取り組むこと。(やってみるといろいろと勉強になります)